【Vol.11】星のジャグアタトゥーデザイン【人気特集シリーズ】

星のタトゥーは多様なスタイルとの親和性から、男女問わず幅広い層から愛されているお洒落に映えるタトゥーとして人気があります。

1 星のタトゥー
2 星のタトゥーの種類
3 星のデザイン
4 まとめ

星のタトゥー

星は神聖な意味を多くもつモチーフになります。
世界中で「聖なるシンボル」として扱われ、基本的には全ての星で「魔除け」「聖なる希望」「光の象徴」「運命（道しるべ）」などの意味があります。
「真理」「成功」「願い」などのシンボルとしても有名です。

星のタトゥーの種類

星の種類は大きく分けて3種類あり、種類ごとに意味が変わります。

五芒星

五芒星は一般的な五角形の星のことで、長さが等しい5本線から構成されているのが特徴です。「魔除け」としての意味があります。

古代バビロニアでは太陽と月以外で、定められた動きとは違う動きをする水星、金星、火星、木星、土星は特別な神の星なのだとして神の名前で呼び、その星の動きによって様々な事象や人の運命などを占う西洋占星術として取り入れました。
神を象徴するように描かれたのが5つの角がある五角形の星だそうです。

五角形の星は、中国では陰陽五行思想として、万物は「木・火・土・金・水」の五つの要素で成り立つと言う考えの象徴だったそうです。

大阪の阿倍野と言う場所には、天才陰陽師として知られる安部晴明を祀った安部晴明神社があり、安倍晴明の家紋が「五芒星」または「桔梗紋」と言われています。

デビルスター

五芒星を逆向きにした逆五芒星は西洋では悪魔のシンボルを意味し「デビルスター」と呼ばれています。

悪魔崇拝として呪いや黒魔術にて悪魔と契約したり、力を借りる際に使用されていたそうで、これは悪魔を召喚するためではなく、悪魔を召喚する際に自身の身を守るためだそうです。
五芒星をそのままの形で使用する場合は「魔除け」、五芒星を逆さまにして使用する場合は逆に「悪魔を受け入れる」といった意味合いを持つみたいです。

六芒星

六芒星はユダヤ教の旧約聖書に出てくる図形で、「正三角形(△)」と「逆三角形(▽)」を組み合わせた六角形の図形です。

上の正三角形｜スピリチュアル的な世界の存在、受動的原理（他から影響を受ける原理）
下の正三角形｜物質レベルでの理想や安定、能動的原理（自分から働きかける原理）

上記のことから六芒星は相反するエネルギーの象徴であると同時に、エネルギーの調和が取れた形だと言われているのです。

また、ユダヤを象徴する印としてダビデの星と言われており神秘的なシンボルです。ヘキサグラムとも呼ばれています。イスラエルの国旗にも使用されており、古代イスラエルの英雄であるダビデ（David）王の名前に使われているDのヘブライ語表記（△）にしたものから来ているという説があるそうです。

日本では籠目紋とも呼ばれ伊勢神宮の石灯籠にはこの六芒星が刻まれ、天と地・男と女などを意味するのだそうです。

ノーティカルスター

オールドスクールをメインにタトゥーデザインやアメリカの海兵隊のシンボルマークとして用いられています。

ノーティカルスターは5つの尖った角から中心へ半分ずつに区切られた星で陰のある五芒星のことをいいます。
ノーティカルスターは北極星を表しており、北極星は、船乗りたちを正しい方向へと導いてくれると信じられていたそうです。船乗りたちが迷わないように基準にしていた星だったので「道しるべ」の意味があります。
そういったことから、人生の意義を見出すといった意味で「（人生の）道しるべ」「正しい方向に導く」的な意味をもつシンボルとなりました。